2016年02月24日
今回のブログを担当させていただく、キユーピー品質保証本部の榊田です。
キユーピーグループのマッチングギフト制度「QPeace（※1）」の支援先のひとつである、NPO法人GRA様（※2）の5周年記念イベント「ミガキイチゴナイト」に参加させていただきましたので、今回はその様子をご紹介いたします。
※1 QPeace...キユーピーグループでは、従業員が社会・環境団体に寄附を行うことを支援する取り組みとして、マッチングギフト制度「QPeace」を行っています。参加する従業員から、毎月寄附金を天引きし、会社からも同額を上乗せして寄附を行う制度です。
※2 NPO法人の他に、「農業生産法人 株式会社GRA」も運営されています
GRAさんでは東日本大震災で大きな被害のあった
宮城県山元町の復興を目指し、イチゴの生産を復活させました。
そして復活したのは、ただのイチゴではありません。
磨きに磨きをかけたその名も「ミガキイチゴ」。
震災の翌年2012年にはじめての収穫を、
昨年2015年6月には通年栽培の施設もOPENし、
ITを駆使した先端農業の一例として
小学校理科の教科書にも載っているそうです。⇒コチラ
中心となって活動されている岩佐さんは山元町の出身で、
私とは大学院の同窓生。
とにかく一所懸命で、例えば皆で食事をしている時にも思いついたアイデアがあると
「ちょっとごめん」とパソコンを開いてパチパチやりだす始末。
そうかと思うとクラスでは満面の笑顔でダイナミックな発言をし、
怖い講師も思わず笑ってしまう一幕もありました。
彼の熱意と笑顔に周りのメンバーも思わず協力したくなるような、
巻き込み力のあるナイスガイです。
そして、GRAさんではイチゴ栽培を復活させただけでなく、
教育、街づくりにも尽力されています。
小学校での「やりたい仕事が見つかる教室」からはじまった
「こころざし塾/ドリームツリー」の出張授業、
学生や社会人を対象したキャリア教育の「山元塾」等、
子供たちや若者へ夢を持ってもらいたいとの気持ちから
ボランティアが集まっています。
イベントでは、この５年間のGRAさんの歩みと
今後５年間の活動指針をお話しがありました。
震災でほとんどのイチゴハウスを失った跡地に
一つのハウスを建てるところから始まり、収穫にいたるまで
イチゴ農家さんのご協力、費用の工面など一人ではできないことばかり。
改めて協力・協働することの素晴らしさに感動しました。
参加されている皆様の達成感あふれる誇らしげな表情に羨ましさを感じつつ、
企業のメンバーの一人としてできること、
そして今後は個人としてできることにも挑戦していこうと密かに誓いました。
（榊田）
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