2009年07月28日
こんにちは キユーピーの佐々木です。
キユーピーの社会・環境報告書は、幅広い情報開示のための[フルレポート](ウェブ版)と、手に取りやすいように内容を絞り込んだ[ハイライト](冊子版)の2部構成になっています。
昨日、[フルレポート]に初コメントがあったことを書いたのですが、実は[フルレポート]にはもう一つご意見をお聞きする窓口を用意しています。
それは、[フルレポート]のトップページにある「アンケート」ボタン。
各項目に「この項目へのご意見はこちら」のリンクを用意して、コメントを受け付けるのとは別に、報告書全体へのご意見については、従来のようなアンケートでも受け付けています。
こちらは別の仕組みを使っているので、うっかり内容を確認をしていなかったのですが、なんと!すでに今日までに3件の回答が寄せられていました。すみません。
寄せられたうちの1件のコメントを紹介します。
消費者が安心して、楽しく食べられるように、原料の調達から製造、販売まで徹底した商品管理が行われていることを知りました。 環境保全に関するページを詳しく拝見しましたが、一見廃棄物として処理してしまう卵の殻や卵膜を、肥料や繊維、化粧品など新たな製品に利用しているのですね。資源を無駄にしないところに感心しました。 また環境会計も分かりやすく記載されており、環境コストは前年比の数値も載っていることで、投資額や費用がどれ程増加したのか、減少したのか比べやすかったです。工場やオフィスの至るところで、CO2や廃棄物排出の削減に努めていることが分かりました。 |
環境会計までご覧になったということは、企業の環境活動にかなり関心があるということではないかと思います。ご意見ありがとうございました。
ただ、「工場やオフィスの至るところで」というのは少々言いすぎかもしれません。というのは、環境関係の数値の多くは工場を対象にしているからです。(もちろん、オフィスで取り組みをしてない、ということではありませんが、数値データには多くの場合オフィスの情報は含まれていないのです。)
報告書は、原則としてはグループ全体を対象にしていますが、そうでない場合は個別に記載をするようにしています。特に厳密な定義の必要な数値関係のデータは、環境に限らず、大抵の場合は「対象:○○」といった形で範囲を記載をしています。
そういった視点で個々のデータの対象範囲に注目してみると、また新たな発見があるかもしれません。
それはさておき、「報告書は読んだけど、個別の項目では意見を書きづらいな~」という方は、ぜひトップページにあるアンケートボタンからメッセージをお寄せください。
お待ちしています!
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