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野菜染めの布で「あずま袋」を作ろう!

2017年04月20日

こんにちは!キユーピー(株)CSR部の大串です。
皆さんは普段、キャベツの一番外側の葉っぱ(外葉)や芯の部分をどうされていますか?

キユーピーグループでは、「サラダ・惣菜事業」としてカット野菜や惣菜・お弁当などを作っており、製造工程で使用する野菜から「外葉」や「芯」などの、商品には使用できない残渣が発生します。「捨ててしまうのはもったいない」ということで、これまでにも堆肥化や飼料化するなど、野菜の残渣をフル活用しておりますが、新たにこの野菜の残渣で染めた布を使ってバッグ(あずま袋)を作るワークショップを開催することになりました!環境月間の6月からスタートし、半年間マヨテラス(東京都調布市)にて開催します。(詳細は後述)

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あずま袋と共に

野菜染めの布は、繊維専門商社の豊島株式会社様が企画・制作し、"FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)"という商品名でアパレルメーカーなどに販売しています。FOOD TEXTILEは、食べ物がもつ「色」に注目したテキスタイルブランドで、廃棄予定の野菜や食材を染料に変える技術で、野菜のやさしい色合いを再現しています。この染料の原料として、キユーピーの他にも、食品・飲料メーカーやコーヒーショップなどが食品残渣を提供しています。
この度、プリンターやミシンのマーケティング活動を展開するブラザー販売株式会社様の協力により、ミシンを使用したワークショップの開催を実現することができました。
ご興味のある方は、是非ご参加ください♪

【第1回ワークショップの開催概要】
ワークショップ名:野菜染めの布で話題の"あずま袋"を作ろう!
日時:2017年6月13日(火)
   ①10:30~/②14:30~(各2時間)

   ※ 7~11月の開催日は随時マヨテラスのホームページにて公開
場所:マヨテラス(東京都調布市仙川町2-5-7)
定員:各回10名(1名まで付き添い可、ただし未就学児は不可)
対象:ミシンがある程度使える方(小学校高学年以上)
料金:500円(材料費・お茶菓子代の一部として/付き添いは無料)
内容:◆野菜染めの布を使ったあずま袋(1個)の製作
   ◆マヨテラス ミニツアー
   ◆キユーピーの環境活動のご紹介
応募:2017年4月21日(金)9:30からインターネットおよび電話にて予約受付を開始(先着順)。
http://www.kewpie.co.jp/mayoterrace/
03-5384-7770

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今回のワークショップは食品残渣を少しでも活用し、環境への負荷を低減しようという取り組み事例のため、環境月間である6月からスタートすることになりました。
「食品残渣」を削減する取組みは、私たち食品メーカーにとってとても大切なことです。食品の原料となる農畜産物などを生産するためには、たくさんの水や土地などを必要としており、食べ物を粗末にするのは「もったいない」という感覚は、皆さんにも納得してもらえると思います。それに加えて、食品残渣をそのまま焼却処分すると、地球温暖化の原因となるCO2を排出させることになり、環境へ負荷を掛けることになってしまいます。
「良い商品は良い原料からしか生まれない」という原料への強いこだわりを持っているからこそ、これからも大切な原料を最後まで使い切る工夫を重ねていきたいと思います!
(大串)

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