トップ > 企業・IR・採用 > 企業情報 > ニュースリリース 2009年 > No.64
キユーピーアヲハタニュース

2009/9/28 No.64

★受賞

<具材感のある中身にも対応>

2009日本パッケージングコンテスト

「『マルチディンプル』ディスペンパック」が
テクニカル包装賞を受賞

9月30日(水)14:00からアジュール竹芝(東京都港区)で表彰式
 社団法人日本包装技術協会主催の「2009日本パッケージングコンテスト」において、株式会社ディスペンパックジャパンが開発した「『マルチディンプル』ディスペンパック」がテクニカル包装賞を受賞しました。

 日本パッケージングコンテストは、今年で31回目を数える日本パッケージ技術の最高水準を決定するコンテストです。材料、設計、技術、適正包装、環境対応、デザイン、アイデアなどの機能面から年間の優秀作品が選出されます。
 「ディスペンパック」は、手を汚さずに、片手で容易に開封できる衛生的な容器です。だれにでも使いやすいユニバーサルデザイン容器としてご評価いただいています。ドレッシングやマヨネーズ、ジャムなど単一の中身だけでなく、容器左右に異なる2種類の中身(ケチャップとマスタード、ジャムとマーガリンなど)を入れることができ、同時に絞り出せるという特長があります。学校給食やレストラン、コンビニエンスストアなどで個食のソース用等に採用され、2008年度には年間生産量が5億個を超えました。
 今回開発した「マルチディンプル」を採用したディスペンパックは、片手で容易に開封できる機能はもちろんのこと、ディンプル(出し口)が大きく開き、具材感のある中身も出せることが新たな特長となり、用途拡大の可能性が広がりました。プレザーブスタイルのジャムや具だくさんドレッシングなどへの用途拡大が期待できます。
ディスペンパック
【マルチディンプルの特長】
出し口を9個連ねたことにより、具材感のある中身をよりスムーズに絞り出せるようになりました。既存の1個または2個の出し口に比べ、マルチディンプルは出し口が連結して、大きく開きます。
詳細はキユーピーアヲハタニュースリリース2009年No.16 参照
ディスペンパック
【ディスペンパックとは】
 トップフィルムにある極薄の折れ目線とリブ(補強用突起)の作用により、容易に容器が二つに折れ、中身が絞り出せます。
ディスペンパック
(1)手を汚さず、中身に触れないため、衛生的です。
(2)だれでも簡単に、小さな力で開けられるユニバーサルデザイン容器です。
(3)中身が容器内に残りにくいため、ほぼ一定の量が絞り出せます。
(4)容器の左右に異なる2種類の中身を入れることができ、商品のバリエーションも増やせます。
【会社概要】
 株式会社ディスペンパックジャパン(本社:東京都調布市)は、キユーピー株式会社・三菱商事株式会社・三菱商事パッケージング株式会社の合弁会社として1986年に設立しました。世界で初めて商品化に成功したポーションパック「ディスペンパック」に、調味料等の充填包装業務を行うコントラクトパッケージングの会社です。2008年度の生産量は年間5億個を超え、売上高は約50億円です。
株式会社ディスペンパックジャパンのホームページはこちら