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キユーピーアヲハタニュース

2009/5/25 No.38

★食生活総合調査

<2008年度キユーピー食生活総合調査(4)>

20〜69歳の単身者の意識調査結果<食事行動>

外食を利用する際に男性は価格、
女性はメニューや専門性を重視する

 キユーピーは、1989年(平成元年)から「食生活総合調査」を実施しています。今回は、単身者(20〜69歳の男女)を対象に食スタイルや食ニーズを調査しました。

 今回の調査で、単身者が食生活において外食を利用する際に、メニューを選ぶ理由の上位3つは「価格が安いこと」「お得なセットがあること」「季節の食材を使っていること」であり、価格を重視する傾向が見受けられました。
 ただし、外食メニューの選択理由には、男女間に違いがあり、男性では特に価格を重視する傾向が強いのに対して、内食派が多い30〜50代の女性では価格だけでなく、「家庭で作ると手間がかかるメニューであること」「自分では作れないほど手が込んでいること」「目新しいメニューであること」が高い割合で挙げられ、メニューの手間や専門性を重視していることが分かりました。
 また、外食でよく利用される店舗には、朝はファーストフード、昼はファーストフードや定食屋、夜は居酒屋やファミリーレストランが上位に挙がりました。
グラフ1 外食を利用する際にメニューを選ぶ理由(%)
グラフ1 外食を利用する際にメニューを選ぶ理由(%)


1.外食を利用する際にメニューを選ぶ理由は男女間に違いがある

 外食を利用する理由は男女で違いがあり、男性は「価格が安いこと」が多いのに対し、女性は価格だけでなく「季節の食材を使っていること」「家庭で作ると手間がかかるメニューであること」「自分では作れないほど手が込んでいること」などメニューや専門性に関する項目を多く挙げています。

※色付き部分は平均値よりも5%以上高い値
    BASE 価格が安いこと お得なセットがあること 季節の食材を使っていること 家庭で作ると手間がかかるメニューであること 自分では作れないほど手が込んでいること 目新しいメニューであること
全体   1,100 40.3 29.7 28.9 25.5 25.0 23.5
男性 20代 167 43.1 30.5 18.6 14.4 19.2 28.1
  30代 96 43.8 24.0 21.9 10.4 20.8 17.7
  40代 96 45.8 40.6 24.0 17.7 13.5 24.0
  50代 95 46.3 18.9 17.9 18.9 15.8 6.3
  60代 96 50.0 21.9 26.0 21.9 15.6 5.2
女性 20代 167 42.5 34.7 31.7 29.3 31.7 38.9
  30代 97 36.1 35.1 33.0 36.1 35.1 37.1
  40代 95 34.7 36.8 38.9 46.3 37.9 23.2
  50代 96 34.4 34.4 44.8 40.6 38.5 27.1
  60代 95 22.1 15.8 37.9 25.3 21.1 11.6

表1 外食を利用する際にメニューを選ぶ理由 男女別(%)


2.外食でよく利用される店舗は、朝がファーストフード、昼はファーストフードや
定食屋、夜は居酒屋やファミリーレストラン

 外食で利用する店舗は、平日、休日ともに朝食は「ファーストフード(ハンバーガーなど)」「喫茶店・コーヒーショップ・カフェ」、昼食は「ファーストフード」「定食屋」、夕食は「居酒屋」「ファミリーレストラン」が上位に挙がっています。
一方、平日と休日の違いとしては、休日は朝食、昼食ともに「ファミリーレストラン」、夕食では「焼肉店」の利用率が高いことが挙げられます。また、平日の昼食の「日本料理店(そば・うどん)」は休日に比較して利用率が高くなっています。
食シ−ンによって、店舗が使い分けされていることがうかがえます。
グラフ2 外食で利用する店舗(平日、休日別)(%)
グラフ2 外食で利用する店舗(平日、休日別)(%)
グラフ2 外食で利用する店舗(平日、休日別)(%)


【調査方法の概要】
(1)調査方法:自記式Web質問紙調査(インターネット調査)
(2)調査対象:20〜69歳の単身男女
 母集団構成を踏まえ、年代ごとに均等割付
*母集団については平成17年国勢調査を利用
(3)有効回収数:1,100人(回収ベース)
男性20代 167人 女性20代 167人
男性30代  96人 女性30代  97人
男性40代  96人 女性40代  95人
男性50代  95人 女性50代  96人
男性60代  96人 女性60代  95人
(4)調査期間:2008年11月4日〜11月7日