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キユーピーアヲハタニュース

2009/4/24 No.35

★食生活総合調査

<2008年度キユーピー食生活総合調査(1)>

20〜69歳の単身者の意識調査結果<内食化する食生活>

意外に内食している単身者
内食率は平日夕食が約8割、休日夕食は約7割

 キユーピーは、1989年(平成元年)から「食生活総合調査」を実施しています。今回は、単身者(20〜69歳の男女)を対象に食スタイルや食ニーズを調査しました。

 食事をとっている場所は、平日、休日ともに朝食と夕食は「自宅」が多く、昼食は平日が「職場」、休日は「自宅」「飲食店」が多く、内食率は全体で、平日の夕食が約80%、休日の夕食が約70%という結果となりました。しかし、単身男性は、 30代で平日の朝食を「職場」でとっている割合が他の年代に比較して高く、さらに30〜40代は、平日の昼食が「職場」「飲食店」、夕食を「飲食店」とする割合が高いため、この世代の単身男性は「内食」の機会が少ないことがうかがえます。
 手作り弁当を週1回以上食べている割合は全体では約30%、なかでも単身女性 20〜30代で高くなっています。また、単身女性20〜40代は平日の昼食を「職場」でとる割合も高くなっています。
グラフ1 平日および休日の食事をとっている場所(%)

  平日 休日
朝食
(N=759)
昼食
(N=992)
夕食
(N=1,038)
朝食
(N=602)
昼食
(N=955)
夕食
(N=1,034)
自宅90.637.079.886.265.173.4
職場5.842.13.90.53.21.2
飲食店1.617.013.13.823.118.5
友人・親戚宅1.30.41.23.82.82.9
その他0.43.31.75.35.43.6
食べていない0.30.10.30.30.20.5

表1 平日および休日の食事をとっている場所(%)(グラフ1の詳細な数値)

1.単身男性30〜40代では他と比較して内食率が低い

 世代別の特徴は、単身男性の30代は平日朝食を「職場」、さらに30〜40代の昼食は「職場」「飲食店」、夕食は「飲食店」の割合が高いため、この世代は他と比較して内食率が低いことが確認されました。単身女性20〜40代は、平日昼食を「職場」でとる割合が高くなっています。
グラフ2 平日食事をとっている場所(性別、年代別)(%)

2.手作り弁当を週1回以上食べている単身者は約30%で、女性20〜30代に多い

 手作り弁当を週1回以上食べている割合は全体では約30%、なかでも単身女性20〜30代で高くなっています。
グラフ3 手作り弁当を食べる頻度(%)

3.平日直近の夕食が内食の人は全体平均で64.5%、最も高いのは60代女性で87.1%

 調査時に直近の平日夕食を調査した結果、内食率は全体平均で64.5%、最も高い女性60代は88.2%でした。内食率が低いとみられた単身男性の30代は51.1%、40代は48.4%と意外に高いことが確認されました。
グラフ4 直近の平日の夕食が内食の人(性別、年代別・%)
【調査方法の概要】
(1)調査方法:自記式Web質問紙調査(インターネット調査)
(2)調査対象:20〜69歳の単身男女
 母集団構成を踏まえ、年代ごとに均等割付
*母集団については平成17年国勢調査を利用
(3)有効回収数:1,100人(回収ベース)
男性20代 167人 女性20代 167人
男性30代  96人 女性30代  97人
男性40代  96人 女性40代  95人
男性50代  95人 女性50代  96人
男性60代  96人 女性60代  95人
(4)調査期間:2008年11月4日〜11月7日