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キユーピーアヲハタニュース

2008/12/17 No.78

★パビリオン出展

<マヨネーズ研究者の仕事が体験できる>

「キッザニア甲子園」に
「マヨネーズ工場」パビリオンを出展します

2009年3月ららぽーと甲子園(兵庫県西宮市)内にオープン予定
 キユーピーは、「キッザニア甲子園」に「マヨネーズ工場」のパビリオンを出展します。「マヨネーズ工場」は各国で展開するキッザニアの中で世界初のパビリオンです。
 キユーピーの出展するパビリオン「マヨネーズ工場」では、こどもがマヨネーズ研究者となり、手洗い、身支度をして、マヨネーズ作りを体験します。けっして混ざることのない酢と植物油が、卵の黄身を加えると、その力によって乳化して混ざり合い、マヨネーズになっていく状態変化を体感します。そしてできあがった手作りマヨネーズを野菜につけて工場で作られたマヨネーズと食べ比べをします。こうした過程で、食べ物を扱う上での衛生管理や乳化について、また野菜を食べることの大切さなどを学びます。
 マヨネーズ作りの場を通じて、食の楽しさと大切さをこどもたちに伝えていきたいと考えています。
<キッザニア甲子園「こども議会(※)」の取材の様子>
キッザニア甲子園「こども議会」
<キユーピーマヨネーズについて>
 キユーピーの創始者である中島董一郎は、農商務省(現在の農林水産省)の海外実業練習生として学んでいたアメリカで、1915(大正4)年にマヨネーズに出会いました。当時からアメリカでは、日常的にマヨネーズを調味料として使った野菜サラダが食べられていました。とてもおいしく、栄養価が高いマヨネーズに中島董一郎は注目し、ぜひ日本でも広めていきたいと考えていました。
 そして1925(大正14)年、日本初のマヨネーズが誕生します。それは当時の外国製のものに比べて約2倍の卵の黄身を使ったマヨネーズです。欧米人と日本人との体格の差は栄養の違いではないかと考えた中島董一郎は、日本人の体格向上を願って栄養豊富なマヨネーズを作りました。そのマヨネーズは今では、家庭に欠かせない、こどもたちにもおなじみの調味料の一つとなっています。

<キッザニア甲子園について>
 「キッザニア甲子園」は、株式会社キッズシティージャパンが「ららぽーと甲子園」内に2009年3月に開業を予定しているこども向けの職業・社会体験施設です。
 1999年に誕生したメキシコのキッザニアは、年間来場者数82万人、227日間満員記録を樹立するなど、そのユニークなコンセプトが社会的に高く評価されています。2006年10月に東京の「アーバンドックららぽーと豊洲」内に日本に初めて「キッザニア東京」がオープンしました。ここには、消防署、病院、運転免許試験場、銀行、ラジオ局、理容店、ピザショップなどのパビリオンが立ち並びこどもの街を形成しています。この施設でこどもたちは実社会に近い職業や習い事などが体験でき、楽しみながら社会や経済、職業を学ぶことができます。「キッザニア甲子園」は、広さやパビリオン数等、「キッザニア東京」とほぼ同様のスケールが予定されています。

※写真の「こども議会」とはキッザニア甲子園の開発中のアクティビティの検証など、こどもならではの目線でワークショップや取材・議論に参加し、「こどもの街」をよりよくするために活動しているグループです。