キユーピーは、「やさしい献立」シリーズから、とろみ調整粉末「とろみファイン」の大袋タイプを発売します。あわせて、今までより溶けやすく、だまにならないよう品位を改良します。
介護食市場全体において、とろみを調整する粉末は6割を占めています。 高齢者は、体内水分保持量が年々減少していくため、1日1300mlの水分補給が必要と言われていますが、嚥下(えんげ)機能が低下してくると水分は最も飲み込みづらいものとなります。 「とろみファイン」は、簡単に適度なとろみをつけられるので、むせを心配せずに、楽しみながらしっかりと水分補給ができます。
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キユーピーは1998年10月に介護食を発売し、1999年8月から「やさしい献立」シリーズとして展開してきました。他社には少ない「区分1 容易にかめる」レベルの商品をはじめ、ユニバーサルデザインフード4区分すべてに対応し、さらに水分補給・嚥下補助のためのとろみ調整商品など、今回の新製品を含め全50品にわたる幅広い品揃えが特長です。 |
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商品の概要は以下の通りです。 |
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1.商品名・内容量・価格・荷姿: |
ブランド | 商品名 | 内容量 | 参考小売価格 (税抜き) | 荷姿 | キユーピー | やさしい献立 とろみファイン | チャック付アルミ袋 300g | 2,800円 | 5袋 | 紙箱(アルミ小袋入り) 1.5g×15袋 | 350円 | 6個×4 |
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2.出荷日: |
2007年8月17日(金)から全国に出荷 |
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3.商品特長: |
○ | 飲み物や食べ物に使用することで、簡単に適度なとろみがつけられます。 | ○ | 1回の目安使用量は1.5gです。必要に応じて加える量を変えることで粘度が調整できます。 |
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【参考1】日本介護食品協議会のユニバーサルデザインフード区分表 |
| 区分1 | 区分2 | 区分3 | 区分4 | | 表示 | 容易にかめる | 歯ぐきでつぶせる | 舌でつぶせる | かまなくてよい | とろみ調整 | かむ力 の目安 | かたいものや大きいものはやや食べづらい | かたいものや大きいものは食べづらい | 細かくまたはやわらかければ食べられる | 固形物は小さくても食べづらい | | 飲み込む力 の目安 | 普通に飲み込める | ものによっては飲み込みづらいことがある | 水やお茶が飲み込みづらいことがある | 水やお茶が飲み込みづらい | | ロゴ マーク |  |  |  |  |  |
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【参考2】 |
2007年4月現在、65歳以上の高齢者人口は約2713万人と、全人口の20%を超えています(厚生労働省統計2007年4月概算値人口推計)。さらに、介護保険制度上の要支援・要介護認定者数(2007年2月暫定、65歳以上)は、343万人であり、高齢者人口の約13%に相当します。 |