キユーピーアヲハタニュース
2006/9/21 No.56
★受賞

三角錐型の新しい小袋容器
2006日本パッケージングコンテスト
グッドパッケージング賞 食品包装部門
「KP シェイクパック」が受賞
10月6日(金)、2006東京国際包装展にて表彰式
株式会社ケイパック
 
 社団法人日本包装技術協会主催の「2006日本パッケージングコンテスト(第28回)」で、株式会社ケイパックの三角錐型の立体的なプラスチックフィルム容器「シェイクパック」が、食品包装部門でグッドパッケージング賞を受賞しました。
 「シェイクパック」は、開封後も立体感を失わないため、使用途中でもテーブルの上などに一時的に置いておくことができて衛生的です。また、切り口部を大きくしているので手を汚さずにスムーズに開封でき、最後の一滴まで絞り出しやすい形状にしていることも評価いただいたものと思われます。
 今まで、ドレッシングなど液体調味料の小袋は平袋しかありませんでした。「シェイクパック」のような三角錐型の立体的な小袋容器は、あられなど小分け包装の菓子容器、牛乳容器としては以前より使われていますが、液体調味料などを充填する容器としては初めてです。
 表彰式と受賞商品の展示は、2006年10月3〜7日東京ビッグサイトで行われる「2006東京国際包装展−東京パック2006−」の中で行われます。
 

 近年、食生活の多様化が進み、中食においてもさまざまな個食タイプのサラダ類や惣菜が発売されています。それに伴い、インパックされたり、売り場で並列されている小袋ドレッシングなどの液体調味料も種類、数量ともに伸長しています。
 中食における個食メニューの増加は、売り場の活性化にもつながるため、「魅せるメニュー」「訴求力のあるメニュー」が求められています。そこで、平袋タイプに比べ立体感があり、小さいながらも存在感のある小袋として、三角錐型の立体容器「シェイクパック」を新たに開発しました。
 開けやすく、最後の一滴まで絞り出しやすい形態になるよう工夫しましたので、ユニバーサルデザイン指向の新容器としても評価いただいています。
 
【KP シェイクパックの特長】
◯スタンディング性
開封後も立体感を失わないため、使用中でもテーブルの上などに一時的に置いておくことができ、とても衛生的です。
◯持ちやすく、開けやすい
適度な立体感により、誰でも最後の1滴まで絞りやすい形状です。また、「きりくち」部のあるウイング(持ち手)部分を広くしましたので、手を汚すことなく、スムーズに開封できます(一般的なウイングが約5mmに対し、シェイクパックは約20mmです)。
また、出しやすいように、注ぎ口を設けました。
○振り混ぜやすい
分離液状タイプのドレッシングの場合、よく振っておいしく召し上がっていただけます。
○美しさ、かわいらしさ
立体感があるため、カゴ等に盛ると見栄えがし、魅せる売場作りに貢献できます。
※「KP シェイクパック」は、株式会社ケイパック(本社および工場は茨城県猿島郡五霞町)にて製造・販売しています。小袋入り調味料を専門に生産する会社として、キユーピーが100%出資し、2001年7月に設立しました。