キユーピーアヲハタニュース
2004/02/24
★新施設

工場見学者においしいサラダを
キユーピー五霞工場に「試食ルーム」開設

工場見学会で試食ができるようになりました

 キユーピーは、工場は家庭のキッチンの延長であるとの考えから、工場を「オープンキッチン」と呼び、全国5工場を一般消費者向けに公開する工場見学を行っています。そのなかで五霞工場(茨城県猿島郡五霞町)に新しく「試食ルーム」を開設しました。
 五霞工場では、関東以北の家庭用マヨネーズのほか、「テイスティドレッシング」や「超低カロリードレッシング」など主力のドレッシングの製造も行っています。工場見学者に、見学とあわせてお好きなドレッシングでサラダを召し上がっていただくことのできる施設です。
 マヨネーズ製造の見どころでもある割卵やマヨネーズ、ドレッシングの製造ライン見学に、サラダの試食が加わり、より一層充実した工場見学会となります。食を学ぶ総合学習の授業などにもご利用いただき、当社や当社商品へのご理解を深めていただければと考えます。

キユーピー五霞工場サラダルーム
キユーピー五霞工場サラダルーム

 キユーピーは、どのようにマヨネーズ、ドレッシングを製造しているのかお客様ご自身の目で見ていただくことが、製品作りをご理解いただき、安心をお届けする最良の機会であると考えています。食品業界では製造現場を公開することのめずらしかった1961年(昭和36年)、小学生に社会科見学をしていただいたのをきっかけに、工場見学をスタートしています。以来、毎年多くの方に見学いただき、2003年度には全国5工場で88,000人、そのうち五霞工場には12,000人のお客様に見学いただきました。

 一般スーパーなどのドレッシング売場には、キユーピーの家庭用ドレッシングだけでも約40種類と、多品種のドレッシングが販売されています。1回使いきり商品と違い、ドレッシングなどの長期にわたって使用する調味料は新しい味にトライアルしにくく、お客様からは「味を試してから購入したい」といった要望が多くありました。最近著しい伸びを示している「シーザーサラダドレッシング」などは、外食での経験が家庭の食卓に登場するきっかけになりました。試食をする機会が、その後お客様が商品を選択する際に重要な要素となっています。
 これまでは、夏休みや春休みを利用して、試食付き見学会を一部行っていましたが、今後は常時試食を行うことができるようになります。
 今回新設した「試食ルーム」には、サラダを保冷できるサラダバーを2台設置しました。工場の担当者に質問などをしていただきながら、1回に最大50人の方が試食できます。五霞工場製造のドレッシングからお好きなものを選び、さらに、同敷地内の当社グループ会社である株式会社サラダクラブの「カット野菜」を試食していただけます。また今後、五霞工場のほか、仙川(東京都調布市)、伊丹(兵庫県伊丹市)、挙母(愛知県豊田市)、鳥栖(佐賀県鳥栖市)の4工場にもひろげていく予定です。