トップメッセージ

「愛は食卓にある。」への想いを大切に、
おいしさ・やさしさ・ユニークさをもって、
社会課題の解決に貢献し、
グループの持続的な成長をめざします

キユーピー株式会社
代表取締役 社長執行役員
髙宮 満

キユーピーグループは、サステナビリティという概念ができる以前から創始者 中島董一郎の「食を通じて社会に貢献する」という考えのもと、社会課題の解決に取り組んできました。現在は「めざす姿」「2030ビジョン」を将来のありたい姿とし、2021-2024年度中期経営計画では、「持続的な成長を実現する体質への転換」をテーマに、社会・地球環境への取り組みを強化することを掲げています。

キユーピーグループ サステナビリティ基本方針のもと、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を参考に重点課題を特定し、グループ一丸となり取り組みを推進しています。2022年度は、サステナビリティ基本方針に「生物多様性の保全」を追加、内容を一部変更し、6つのサステナビリティに向けた重点課題としました。

国内の外食需要の回復、北米・東南アジアを中心とした海外の伸長が2022年度の売上増に寄与しましたが、2023年度の事業を取り巻く環境は、不安定な国際情勢に起因する主原料およびエネルギー・原資材の高騰や急激な円安による為替の影響に加えて、鳥インフルエンザの拡大による鶏卵相場の高騰など2023年度も厳しい経営環境が続くことが予想されます。今後も先の見えない状況ですが、私たちは下記の3つに注力し、事業活動を進めていきます。

  • サラダとタマゴのリーディングカンパニーとして、人々の健康課題に向き合い健康寿命延伸に貢献すること
  • おいしさと日持ちを両立させる技術を磨いて持続可能な社会の実現に貢献すること
  • グローバル企業をめざして世界の食と健康に貢献すること

「日持ち」については、製法や容器包装の改良により賞味期間を延長することで、各バリューチェーンにおける食品ロスを削減することが期待できます。

このように社会・環境課題解決に取り組んでいくことは、未来に向けた必要な投資であると捉え、「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって課題解決に取り組みます。そして、商品の設計、調達から生産、販売、消費までのバリューチェーン全体を通じて人と環境を思いやり、笑顔の溢れる未来を創るキユーピーグループにしていきます。

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