環境マネジメント

環境保全の考え方

キユーピーグループは、国内外での環境保全の意識の高まりを受けて、1998年12月に「環境基本方針」を制定し、事業における環境への配慮に取り組んできました。その後、「環境理念」「行動指針」からなる「環境基本方針」は2度の改定を経て、グローバルなキユーピーグループの方針としてきました。

環境理念

生産から販売の全ての活動と商品で、環境への配慮に努めます。

行動指針

  1. 1.省資源、省エネルギー、廃棄物の削減、再資源化の推進と技術開発に努めます。
  2. 2.環境への影響に配慮した商品開発と、容器包装の適正化を推進します。
  3. 3.自主的な基準を定めて環境保全に取り組み、法規制の遵守はもとより社会的要請に応えうる環境管理体制の整備と充実を図ります。

2015年、国連サミットで持続可能な世界を実現するために国際目標として、SDGs(Sustainable Development Goals)が合意されました。また、気候変動に関するパリ協定が採択され、企業が事業活動を通じて環境負荷低減に取り組むことへの期待が高まってきました。キユーピーグループは、このたび「CSRの基本的な考え方」をまとめ、「サステナビリティに向けての重点課題」を設定しました。SDGsとパリ協定がめざす中長期での目標をふまえ、計画策定とその実践を進めていきます。

環境保全推進体制

これまでキユーピーグループでは、各本部およびグループ企業の環境管理責任者によって構成される環境委員会を設置し、グループ全体の環境保全活動を促進してきました。2017年度には、環境委員会を基盤として新たにCSR委員会を発足しました。CSR委員会は、グループ全体の社会・環境活動の推進を担っていきます。CSR委員会は「サステナビリティに向けての重点課題」の解決に向け、環境面では「資源の有効活用と持続可能な調達」「CO2排出削減(気候変動への対応)」の2つの重点課題に取り組んでいきます。各課題の解決に向けた部会を設置し、目標や取り組みを検討していきます。

ISO14001 認証取得状況

キユーピーグループでは、環境保全活動のPDCAサイクルを回すための基本ツールとして、各事業所でISO14001あるいはこれに準じた独自のシステムを導入しています。

グループ生産82事業所中29事業所がISO14001認証を取得しています(2017年11月末現在)。

環境法規の遵守

キユーピーグループの各事業所は、各国・地域ごとの環境法規への対応を適正に行っています。

2017年度は、関連法規等の違反や事故の発生はありませんでした。

環境監査

キユーピーグループは、関連法規等の遵守、管理推進体制の整備、施設管理状況等についての基準を定め、年1回の内部監査を実施することで、それらを徹底するとともに環境保全活動を推進しています。このほかISO14001認証取得事業所では、規格に基づいた外部機関による審査を受けています。

事業活動における環境影響

キユーピーグループでは商品の生産工程において、原料・資材・水などの資源や、電気・ガス・重油などのエネルギーを投入し、産業廃棄物や排水、CO2などを排出しています。また、商品輸送時のエネルギー使用に伴う環境負荷や、お客様のご使用後に容器包装廃棄物も発生します。

そうした事業活動に伴う環境への負荷を正しく認識し、商品開発、原資材調達、生産、販売、物流のすべての活動で、持続可能な地球環境に配慮し、省エネルギー・省資源、廃棄物削減、容器包装の改善、輸送の効率化、汚染防止などの環境保全活動を推進しています。

キユーピーグループ生産部門における
物質とエネルギーの流れ

バリューチェーン全体で、有効資源活用に取り組んでいます。

キユーピーグループ生産部門における物質とエネルギーの流れ(2017年度)

インプット

エネルギーの使用 購買電力 2,427 千GJ
(243,776千kWh)
燃料※1 1,544 千GJ
エネルギー合計 3,971 千GJ
水の使用
(地下水、水道水)
10,021 千m3

アウトプット

大気への排出 CO2 203.4 千トン
NOx 40.8トン
SOx 10.8トン
水域への排出※2 排出量 7,226千m3
廃棄物の排出 排出量(再資源化率) 60.3 千トン
(95%)

※1発電燃料含む

※2河川、公共下水道含む

対象:キユーピーグループ生産工場

地域への環境配慮

キユーピーグループの生産事業所では、近隣にお住いの皆さまや、地域の環境に配慮して操業を行っています。

水質汚濁の防止

排水処理設備で浄化処理後の排水は自主管理基準を定めて水質等を管理し、地域ごとの基準を遵守しています。また、液体原料・燃料のタンクなどには漏洩防止設備を設置するとともに、万が一の公共水域への排出、地下浸透などを想定した訓練を行っています。

大気汚染の防止

ボイラーやコジェネレーション等は、適切な運転管理に努めるとともに、定期点検・メンテナンス、ばい煙測定を実施しています。また、ボイラー等の燃料についても、ばいじんや硫黄酸化物の発生が少ないガスへの転換を進めています。

騒音防止と臭気対策

排水処理や調理の際に発生する臭気対策として、工程改善や脱臭装置の整備を行っています。また、騒音防止のため、防音壁の設置や設備導入時の騒音評価、従業員や納入業者への指導等を実施しています。

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