2016年07月25日
こんにちは!社会・環境チームの大串です。
もう8月が目前に迫っていますが、ぜひご紹介させてください。
「6月は環境月間」ということで、6月17日にマヨテラスにて、
環境イベント「野菜まるごといただきます!~ヒトにも地球にもやさしい!野菜まるごとレシピの紹介~」を開催しました。
※5月にご案内したイベントです。
当日は「なぜ6月が環境月間なのか」から始まり、キユーピーグループの環境への取組みのご紹介をさせて頂きました。中でも、「食品ロス(食べられるのに廃棄される食品)削減」は、食品メーカーとして力を入れて取り組んでいる課題です。
食品ロスの年間発生量は、東京都民が1年間に食べる量に匹敵すると言われており、日本では1日1人おにぎり1~2個の食品を捨てている計算になります。とんでもない量ですね!
食品ロスの内訳で、企業などの事業系からの発生量と、一般のご家庭(家庭系)から発生する量の比率をクイズ形式で参加された皆さまにお聞きしました。
皆さまはどのように予想しますか?実は事業系と家庭系の比率は、ほぼ1対1なのです。
参加された皆さまも驚かれていました。
企業の努力だけでなく、ご家庭の中でも食品ロス削減が必要だということなのです。
そこで、ご家庭でもできる「食品ロス削減方法」を、「野菜まるごとの魅力」と共にお伝えしました。
ご家庭から発生する食品ロスの大半は、"調理くず(野菜の皮や芯、肉の脂身などの過剰除去)"です。しかし、実はこの野菜の皮や芯などには野菜特有の有効成分がたくさん含まれているのです。
この「野菜まるごと(食べること)の魅力」について、研究員の有泉さんから解説してもらいました。「野菜にはどんな有効成分が含まれているのか」「なぜ芯や皮もまるごと食べると良いのか」など、専門的なお話をわかりやすく楽しく伝えてもらいました。また併せて、研究員の山本さん・倉田さんに調理を実演してもらいながら、「どうしたら野菜の有効成分を美味しく効果的に摂れるのか」というコツを教えてもらいました。
そしてその後、参加された皆さまにも調理体験・試食の時間を楽しんでいただきました。
冒頭の写真が、当日皆さまに召し上がって頂いたメニューです。
・キャベツの芯のほっこりポタージュ
・まるごとポテトサラダ
・にんじんパン
参加された皆さまの声(アンケートより)
・とてもおいしかったです。キャベツの芯はこれから捨てずに食べることができるようになりました
・体に健康な料理が手軽に作れることが学べてよかったです
・食品ロスを減らしながら彩りもよく、おいしい料理ができてとてもよかったです
・キャベツの芯のポタージュがおいしかったです
・簡単に家でも出来るポテトサラダが良かったです
・ニンジンの皮からのパンもおいしかったです
・今まで捨てていた部分により栄養価の高い料理になることが分かりました
野菜まるごと食べきることで、野菜の有効成分が余すことなく美味しく摂れ、結果的に食品ロス削減にもつながる。これこそ「ヒトにも地球にもやさしい!」取組みですね。
今回は6月の環境月間に合わせてイベントを企画しましたが、野菜の魅力や食品ロス削減に向けたアイディアをご紹介する機会を設けていきたいと思います!
(大串)
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