2012年08月24日
こんにちは キユーピー五霞工場の佐々木順子です。
8月21日(火)、埼玉県加須市にある旧騎西高校に行ってきました。
ここは、現在ただ一つ残る公設避難所で、福島県双葉町の方々211人が避難生活をされています。
7月の活動に続き、今回、五霞エリア(茨城県)から4人で訪問し、双葉町のみなさんにサラダを提供してきました。
今月からお弁当の配布方法に変更があったようで、いつもよりお会いできた方が少なかった様な気がしますが、お配りしたサラダをみなさんとても喜んでいただけました。
「同じ部屋には何人で暮らしているんですか?」と伺ったところ、「自分の住まいは教室じゃなくて柔道場なんだけど、今は20人位。ここに来た当時は150畳くらいのところに、200人近くいたから大変だったよ。同じ双葉町というだけで全然知らない人と暮らすんだから、慣れるのに時間かかるよね。」とおっしゃっていました。
この日は厳しい暑さでしたが、
「こんな暑さは体験したことない。双葉町は海が近いから浜風が吹いていて、クーラーも扇風機もいらないんだよ。私の家は海が見えるんだけど、半分は津波で流されてしまった... 帰りたくても帰れないしね。」とも。
そんな想いを抱えながらも、いつも笑顔で、
「キユーピーさんありがとう。本当に野菜やサラダは嬉しいよ、いつも楽しみにしています。」と深々と頭を下げられると、胸が熱くなります。


これからも、出来るだけ多くの双葉町のみなさんに喜んでいただけるよう、活動を続けていきたいと思っています。
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