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あの日が教えてくれたこと

2012年08月22日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

頼もしい後輩に助けられ、すっかりご無沙汰してしまいました。ぼちぼち投稿を復活していきたいと思います。
社会・環境報告書2012[フルレポート]も無事公開できましたので、その内容なども追々ご紹介していきます。


さて・・・先日8月20日に、とある方をお呼びして社内で講演会を行いました。

タイトルは「あの日が教えてくれたこと」
あの日というのは、2011年3月11日。東日本大震災が起こった日です。

講演をしてくださったのは、当時は気仙沼市教育委員会、現在は塩竈市立浦戸中学校で教頭先生を務めていらっしゃる、伊東毅浩先生。
当日、塩竈市から渋谷の本社までお越しいただきました。

会場を埋め尽くす参加者 伊東先生

そもそものきっかけは、私が今年3月6日に別の講演会で先生のお話しをお聞きした事でした。
「これは従業員にも聞いて欲しい!」と思い、すぐに社内で相談。了承はもらったのですが、スケジュールの調整に時間がかかり、8月になってしまいました。

正直な話、どれぐらい集まるのか不安でしたが、ふたを開けてみたら300名以上の従業員が話を聞きたいと手を挙げ、結果として本社内のホールには収まりきらず、2回に分けて講演していただく事に・・・。

震災発生当日の話、避難所運営の話、命の大切さ・・・1時間以上に渡る先生の話の感想は人によって様々でしょうが、私自身が一番印象に残っているのは「みんなが被災者であり、みんなが支援者なのだと思います」という話でしょうか。身近な人を大切にすることが、回りまわって東日本の力になるという話は、自分にできること、自分がすべきことは何かを改めて考えるきっかけになりました。

東日本大震災から1年5ヶ月。被災者として、支援者として、今からでもできる事はたくさんあるのではないかと思います。
伊東先生、ありがとうございました。

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