2011年10月11日
みなさんこんにちは。キユーピー伊丹工場の三木です。
9月24日"猪名川・藻川にきれいな流れを取り戻そう"と第8回[水辺まつり]が行われました。今年は3月11日に東日本大震災が発生し大規模な津波が起こり、また、台風12号によって紀伊半島が河川の氾濫により大変な被害を受けました。今まで想像すらできなかった水による被害という意味で、いつもと違った水辺を考えるおまつりとなりました。
前日いつものように会場準備に行くとそこには、台風12号、15号の相次ぐ上陸により、冠水で打ち上げられ取り残された土砂や石ころが会場のあちらこちらにゴロゴロ。まずそれらを取り除く作業からです。
その様子は同じく水辺まつり実行委員で活動する「まいど いん あまがさき」さんのブログに詳しく書かれています。水の威力のすごさをつくづく感じさせられた一日となりました。
http://blog.livedoor.jp/iz31/archives/51133044.html
そして川が増水したままという事で、水辺でのイベント(カヌー・いかだ・Eボート・ラジコン船・魚とり)は安全面を考えてすべて中止となりました。
台風15号が去った、台風一過の青空の下、いよいよ水辺まつりの幕開けです。今年は来賓挨拶で伊丹工場時任さんが「企業としての地域貢献の在り方や、東北復興支援ブースへの支援」を話されました。
まつりは例年通りナマズのなまちゃんが川から登場、川の中の昔と今の話を語りながら練り歩きスタートしました。さらに中央広場で尼崎双星高等学校の吹奏楽部によるマーチング演奏があり、ターンをするところでは、楽器がぶれないように膝を折り曲げて衝撃を吸収する技など、すぐ間近で見ることができ大迫力でした。
キユーピーは実行委員会ブースでの飲料品販売に加えて、工場での納涼大会同様に東北復興支援ブースとして、岩手県野田村の「まるきん」大沢菓子店の焼き菓子やクッキーを販売しました。「関西からのエールが東北に届け!」とばかりに、お昼を過ぎると完売するお菓子もでてきました。
残すところ1時間になった所で、階上キユーピー(青森県)から応援に駆け付けてくれた松橋さん、中居さん、そして伊丹工場の柳田さんがステージでアナウンサーのインタビューに答えて、東北の震災後の現状や被災しながらも復旧させたお店に対する支援の重要性を伝えました。
最初は緊張していた松橋さんも、中居さんの軽いツッコミで関西人の笑いを取ることが出来、お店に戻るとお菓子は売り切れが続出。完売後も店をのぞいてくださる方が後を絶たず胸が熱くなりました。
「水辺まつり」は「環境と人」特に子供、障害者にやさしいおまつりで、ステージでも車いすの方が精いっぱいのダンスを披露したりと、どこをみても笑顔があふれ、最後は祭りが終わる寂しさと、関わって下さったすべての方に感謝の気持ちで一杯になりました。
会場へ足を運んでくださったみなさんありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
当日の実況エントリーはこちら:
./../cat5/001835.html
./../cat5/001836.html
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