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タマゴのカラの不思議 ~リサイクル教室~

2010年08月03日

こんにちは、社会・環境推進部の松原です。

先週、伊丹工場の「環境教室」を紹介しましたが、7月23日(金)には、埼玉県朝霞市役所市民環境部資源リサイクル課の方々が主催する『リサイクル教室』があり、村上さんと一緒に行ってきました。
これは、子どもを対象とした3R学習会で、ごみへの関心を高め、ごみの減量・分別の啓発を図ることを目的にしたイベントです。

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今回、私達(キユーピー)が呼ばれたのは、タマゴのカラは捨てることはなく、全てリサイクルできることを子ども達に知ってもらうこと、実際にカラを利用して「チョーク」を作る体験学習で、資源の有効活用の理解を深めること、これらをテーマにお話することでした。

まず座学として、「タマゴの不思議」と「食品の容器」について説明をしました。
容器の話からマヨネーズボトルが登場すると、「待ってました!」と言わんばかりに私の出番。マヨネーズを詰める直前に切り離されるボトルの口部チップを、リサイクルして作られた「袋」のことを短時間で熱弁しました(ね)。前回の小学校で実施した出前授業の様に・・・

次は、今回の目的である『タマゴの殻入り、チョーク』作りです。
そば打ち、うどん打ち、パン打ちの様に水加減とこね方が大切であることを伝えながら、皆さんのテーブルを回りました。

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いよいよ成型にさしかかると、当然「チョーク」ですから、円柱型にするかと思っていましたが、それは私の勝手な思い込みでした。ハート型、四角、三角、なかには動物の型にする子どももいました。
「こうしなければならない」「みんなと同じことをする」など、型にはめて物事を考えがちな自分自身を、この時あたらめて感じてしまいました。
 
社会、会社、学校、家族で様々なルールを守ることは必要です。でも、その中で許される範囲内で、しっかりと責任をもった自分らしさを出していくことは大事であり、私を含めて、もっと子ども達に培ってほしいと思いました。

朝霞市の職員の皆さん、イベントに参加された皆さん、貴重で有意義な時間を過ごせることができました、ありがとうございました。

※乾燥させて出来たチョークはどうなったのかな・・・。

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