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「右脳を使う」プレゼンをしています

2009年06月15日

こんにちは。なかしま です。

6月に入り、本格的な梅雨の時季となりましたね。6月の始めは、私にとって年中行事の一つ、賞与回りがあります。各事業所を回って、半年間の仕事のお礼をし、今後の事業展開や方針、私が課題として考えることなどをお話して、意見交換を行っています。

今年の夏のテーマは「右脳を使うこと」と「ソシアルベンチャー」です。「右脳を使うこと」は、ダニエル・ピンクさんの「ハイコンセプト(邦題)」を読んだ内容を、自分なりにまとめて、いかにビジネスや自分の行動に生かすか、という内容のプレゼンにしました。

左脳を使うことは、直線的・論理的に思考することで、ビジネスのプロセスを効率化する、コスト削減をする、という作業を行うときには、誰にもわかりやすく重要なことです。論理的な作業は、マネジメントや周囲への説明もやりやすいので、左脳主体の進め方が支配的になる可能性は少なからずあります。

例えば食品容器を考えた場合、効率化ばかりを優先するのであれば、どのメーカーも同じ容器を使えばコストもこの上なく削減できるので、都合がいいわけです。ラベル・フィルムもあまり色を使わず、種類と機能だけ記載すれば用件は伝わります。

しかし、実際にそういうことはほぼありません。ボトル(容器)形、ラベル(フィルム)の色、など全てを使って、商品の特徴を伝えようとするのが通常です。消費者の方々は、合理的に商品の中身だけで商品を選択するのではなく、右脳的にイメージ(感性)で商品の選択をすることが多いという想定で、メーカーは工夫をしています。

右脳を活性化するには、それなりのトレーニングが要るようです。左脳を忘れ去るような、美術・芸術など文化的な活動、スポーツ、お笑い、などが良いようです。人間的なバランスを考えれば当たり前のような気はしますけれど、実践するのは容易ではありませんね。次回にソシアルベンチャーについて書きます。

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