2009年02月25日
こんにちは。なかしま です。
先週、当社の第96回株主総会(もうすぐ100回ですね!)が有楽町の東京国際フォーラムにて行われました。昨年のザ・プリンス パークタワー東京から、このすごく広い会場に移動して、社内の準備にあたったみなさんは相当に苦労されたと思います(会場経費は節約できたみたいですけど・・・)。
昨年は中国の冷凍ギョーザ問題が起きた直後のタイミングでしたから、みなさまの関心も「中国産の・・・」「食の安全・安心・・・」に集中していた気がします。今年は当社でもいくつかの不本意な出来事がありましたので、取締役は気を引き締めて臨みました。
2008年は「100年に一度」の金融危機がとにかく話題でしたが、当社に関わる環境要因としては、為替相場の激変、原油などの資源、大豆などの穀物相場も激変したことがより影響が大きかったのが事実です。
ガソリンなどと違って、食品原料は仕入れから製品までのリードタイムも結構あり、価格の変動が相場に連動するようには参りません。従って「穀物相場が下がった」ことが価格に反映されるまでにはしばし時間がかかります。食品メーカーは、価格の変動を利して利益を得ようという考えはありませんので、いつもお客様に品質を正当に評価していただこうと思っています。
株主総会でも当社の考えが少しでも伝われば、と願っており、今年も議案を可決いただき、取締役の一員として感謝している次第です。
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