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使用済みプリペイドカードで海外支援 その1

2009年02月10日

みなさんこんにちは、三木麻江(キユーピー伊丹工場)です。

キユーピー伊丹地区では以前お伝えした「プルタブ回収」(その1その2)と同じく「使用済みプリペイドカード回収」を行なっています。

「使用済みプリペイドカードを集めてどうするのだろう?」と、疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
使用済みプリペイドカードで人の命を救う事が出来るのです。財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)に送ると、国内・外の収集家に購入してもらう事によって、石鹸や安全カミソリといった衛生用品、くすり(駆虫剤)、大豆やとうもろこしなどの穀物の種、くわなどの農機具が買われ開発途上国に送られます。

この取り組みを昨年9月14日に伊丹工場の側を流れる猪名川で行なわれた「水辺まつり」でキユーピー伊丹地区の活動としてパネル展示しました。

プリペイドカードパネル     水辺祭りでの展示

当日、同じく実行団体として参加されていた社会福祉法人さくらんぼさんから是非この取り組みに協力したいという申し出があり、回収BOXを尼崎地区の商店街などに設置していただきました。
後日さくらんぼさんから、回収BOXを見た近隣の小学校より「以前から使用済みプリペイドカードを集めていたけれど、これをどこに送ればいいのかわからなかった」と問い合わせがあったと連絡があり、「一緒にジョイセフに送って欲しい」と伊丹工場に持ってきていただきました。

社会福祉法人さくらんぼのお二人     仕分け作業


持参いただいたカードは、重さが10kg以上ありました。折れているカードや落書きのあるカードの仕分けを行ない、工場で集まったカードとあわせると4800枚になりました。
この皆さんの思いの詰まったカードを先月1月22日、出張で上京した際に財団法人ジョイセフへ直接届けてきました。

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