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AEDを使った応急手当の訓練がありました

2009年01月21日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

先日、渋谷本社でAEDを使った応急手当の訓練がありました。
AEDというのは、Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)の頭文字をとったもので、電気ショックにより心肺蘇生を行うための機器です。最近は駅のホームなどでも見かけるようになっています。

渋谷本社でも受付にAEDを設置しているのですが、実際に経験したことがないと、緊急時にはなかなか使えません。そこで渋谷消防署の方に来ていただいて、各フロアの総務担当者など30人程が講習を受けることになったそうです。

本社受付にあるAED

訓練では人形を使って、心臓マッサージとAEDの使い方を実際に体験しました。なるほどと思ったのは、単に使ってみるだけでなく、実際に応急手当を行う場面を想定して、倒れている人を発見したところから芝居のように行ったことです。

倒れている人に声をかけ、反応がなければ周囲に助けを求め、気道の確保と呼吸の確認をしてから、人工呼吸と心臓マッサージを行い、別の人が持ってきたAEDを実際に使ってみる・・・という流れで、参加者全員が応急手当を体験しました。


AEDを使った訓練大切な命を救うためには、

・早い119番通報
  ↓
・早い心肺蘇生
  ↓
・早い除細動
  ↓
・二次救命処置

という「救命の連鎖(Chain of Survival)」が必要なのだそうです。二次救命処置は救急隊の方やお医者さんにしかできませんが、それ以前にも一人ひとりにできることが数多くあり、それを知っておくことが大切なのだと、改めて感じました。

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