2008年03月18日
こんにちは。なかしま です。
恥ずかしながら世界的に有名なこの団体のことを存知あげませんでしたが、知り合いから「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW、英語サイトです)東京事務所の開業レセプションにきませんか」とお誘いがあって、昨晩行ってまいりました(特に当社がいまのところ支援しているわけではありません)。
このイベントにはるばるNYから来日していたケン・ロス(英語サイトです)さんのお話によれば、HRWの活動は、ひたすら真実をレポートすることといいます。
ある地域または国家において独裁者が人権侵害をし、その事実を国際社会から隠しているような場合にHRWのスタッフは現地に行って、その状況のレポートを書きます。それを有力メディアなどに配信し、その信憑性が高ければ記事になります。それは独裁者にとって国際社会においてはとても体裁の悪いことになり、心理的に独裁者の行動改善を促します。
レポートを一般社会の方々が見ることで、世界のいろいろな地域で、人間として許されないような人権侵害行為がありえるという認知をしてもらうことも意義あること、確かにそうです。
ダルフールのビデオも拝見しながら、ほとんどの人が一生に一度行くかどうかという日本から遠いアフリカの現状は、あまり日本では報道されていないなあ、と思わざるを得ませんでした。
余談ですが、渋澤さん(シブサワアンドカンパニー)、岩瀬さん(ネットライフ企画)など来場のみなさまもおっしゃっていたように、司会進行をされていた東京事務所代表で弁護士の土井香苗さんが、何しろパワフルな方で、みなその勢いに押されて「応援しよう」という雰囲気なのでは、と思います。どんな人でもこの方のパワーには圧倒されるんじゃないか、と思えるような素晴らしいリーダーシップを持たれた方でした。
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