2007年11月27日
こんにちは、社会・環境推進室の石井です。
最近、朝晩がかなり冷え込んできて、私のいる本社(渋谷)周辺の街路樹もだんだんと色づいてきました。
桜が咲いていた春に紹介し始めた作業着による海外支援の活動も、ようやくクライマックスです。
過去の内容はこちらから → 作業着で海外支援を・・・その1、その2、その3、その4
グループの工場で作業着の切り替えなどにより使わなくなった作業着3500着が、認定NPO法人日本救援衣料センターを通じて8月に神戸港を出港し、10月9日にようやくラオスへ到着しました。
写真提供:日本救援衣料センター
今回、日本救援衣料センター事務局長の豊田様がラオスへ同行されたということで、キユーピー伊丹工場の三木さんと狩野さんがラオスから帰国された豊田様にインタビューへうかがいました。
狩野さんのレポートから抜粋して、ラオスでのようすをご紹介します。
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キユーピーグループの作業着が配られたのは、ラオスの「BAN WANG PO」という村です。実際は3ヶ所の村を訪れる予定でしたが豪雨のため道が寸断され、1ヵ所のみになったそうです。「BAN WANG PO」は、赤十字社の付き添いがないと立ち入ることができないような少数民族の村です。配布地は、赤十字社からの依頼により決定されます。「この地域の人々に救援をしてほしい、物資が不足し生活が困っている…」と。配布当日は、日本からの救援物資が届くということで、学校も午後から休みにし、配布場所には大勢の人が集まり、みなさんが待ちわびている様子がうかがえます 。
写真提供:日本救援衣料センター
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いろいろな支援の形があると思いますが、ただモノを提供をして終わってしまうのではなく、今回のように豊田様から現地のお話をうかがい、自分たちが提供したモノが必要としている人々のもとで役立つことを最後まで見届けることができたことは、私たちにとってとてもうれしいことです。
また今回の一連の活動は、キユーピー伊丹工場の狩野さんが社内の「電子かわら版iQp」で逐一紹介してくれたおかげで、多くのグループ従業員に知ってもらえました。 狩野さん、ありがとう♪
ぜひ、また次の社会活動へつなげて行きたいと思います!
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