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従業員の意識調査-その2-

2007年10月26日

こんにちは。なかしま です。

アンケート調査の方式は、事業所にアンケート用紙と返信用封筒をセットにして配布し、郵便で第三者機関に送り返してもらう方式を取っています。郵送代と打ち込み作業の外注で経費はかかりますが、意義のある必要経費と思っています。

この方式を取る理由ですが、アンケートの匿名性を保ち、本音を書いてもらうためです。物理的にパート従業員さんたちが必ずしもオンラインのIDを持っていないために、100%オンラインは不可能という面もあります。またオンラインのアンケートでは、「会社はパソコンのIDなどから誰が書いたか調べるのではないか」という心理が働いて本音が出ない傾向がある、という論文を読んだことがあります。

アンケートは外部のコンサルタントに相談をしながら特注で作っていただきました。全てマルチプル・チョイスですが、最後に自由記載欄を設けて、コンプライアンスのこと、職場環境のこと、社会・環境活動のことなどについて意見を書く欄を用意しました。匿名ですが、職位、職種、事業部、年齢などの属性を記入するようにお願いしました。

質問表が出来上がってから、事業所別の従業員数の確認、質問表と封筒の印刷と配布、と仕事がいろいろあるものです。集計が終わると、コンサルタントの方に分析をお願いしているので、そのフィードバックと実データが結構なボリュームの報告書となります。

次回はアンケート内容の役員・従業員へのフィードバックについて書きます。

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