トップページ > 社会・環境報告書の話 > 最新の報告書をバックナンバーと読み比べる

最新の報告書をバックナンバーと読み比べる

2009年10月22日

こんにちは しばらくご無沙汰しておりましたキユーピーの佐々木です。

先週組織の変更があり、所属が「社会・環境推進」から「社会・環境推進」になりました。
特に仕事として何が変わったということはないのですが、この機会にちょっとだけ気持ちを新たにして、このブログを更新していきたいと思います。

さて、先日、「CSR図書館.net」にバックナンバーを登録していただいたことをお知らせしたのですが、早速こんなコメントをいただきました。ありがとうございます!

こちらのフォームに失礼致します。過去のご発行分にも遡ってというのは大変興味深く拝見しました。
当年の報告書こそが大事と考える企業様も多いと思われる中、「いつでも閲覧出来る環境にしておく」ご姿勢は、素晴らしいので、是非他社の追随も希望したく思います。

実際には他社さんも、ホームページでバックナンバーを公開していることが多いですし、CSR図書館.net でも何社かは登録されています。ただ、こうした意見をいただいて、「やっぱり過去分も見られるようにしておいた方が良いのだ」と改めて感じました。


以前セミナーで、「企業のCSRレポートは、その年だけでなく、過去分まで読み比べると、その企業の取り組みがより良く分かる」という話を聞いて、なるほどなぁと思ったことがあります。

こうした報告書では、各企業が独自に編集していて書き方がバラバラのため、「複数の会社間で比較ができない」といった意見をしばしばお聞きします。
それはそれで大事な意見なのですが、報告書には「企業間の取り組みを比較」するだけでなく、「PDCAがしっかり回っているか」を示す役割もあります。そう考えると、「過去の自社の取り組み」と比較して、その変化が分かるようにすることが、実はとても大切なのかもしれません。

みなさんも、ぜひ興味のわいた報告書を見つけたら、前の年の報告書と比較してみてください。思わぬ発見があるかも知れませんよ。

« 前の記事へ    後の記事へ »

ご意見はこちらへ

この記事へのご意見は、ご意見欄に入力の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
なお、個別の回答は行っておりませんので、ご了承ください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

ページトップへ