2008年01月25日
こんにちは。なかしま です。
いまごろになって恐縮ですが、ブログ今年初めてなので、新年おめでとうございます。
きょうは先月初めて実施しました、いわゆるステークホルダーミーティングの感想を記したいと思います。他社さんの報告書では、すっかりお馴染みになりました有識者に参加して頂くミーティングを小規模で実施致しました。詳しい内容については他に譲るとして、感想を記します。
有識者3名の方々、司会進行の方、と私の5名で、約2時間半くらいのボリュームでした。2007年は食品に携わる企業にとっては、鬼門の年でありましたので、話題は食の安全・安心・信頼といったあたりに自然と終始したような印象でした。
当社のビジネスのイメージとしては、どうしても「マヨネーズの会社」といった印象が強く、「売上の半分以上は業務用で、直接消費者の方に販売していない商品なんですよ」といった話から、昨今の話題でもある原材料価格の値上がりが食糧危機につながるのか、食品の偽装による消費者の信頼をどう回復するのか、という話題が多くなりました。
私の意見は、小麦や大豆のような基礎的な食品原料の価格がこの調子で上昇すると、日本のような先進国では何とか値上がりの範囲で済むものの、発展途上国では全く買えないために、飢餓や貧困の問題が増長されるのではないか、という見解です。この国際的格差が広がると世界が不安定になっていくことが最も心配なことであろう、と思っています。
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