2007年12月14日
こんにちは キユーピーの佐々木です。
昨日12月13日は、東京ビッグサイトで開催されているエコプロダクツ2007へ行ってきました。
残念ながら今回キユーピーは出展していないのですが、食品産業センターさんのブースで容器包装の取り組みについてのパネルを展示していただいています。
会場では環境について学ぶ子どもたちの姿が目立ち、多くのブースでアンケートやクイズに答えながら、聞いたことをメモしていました。大人たちよりもずっと真剣かもしれません。
午後は、環境・社会報告書シンポジウム2007に出席し、環境gooさんで毎年実施されている「環境・社会報告書アンケート(第8回)」の結果報告やパネルディスカッションなどを聞いてきました。
印象に残ったのは、報告書を読む人が増えている一方で、求める情報の充足度や信頼度が低下してきているという結果です。
報告書に記載する情報の範囲が拡大する反面、個々の情報については十分に書ききれなくなっていること、読む人が増えることで求める情報が一層多様化していること、などが推察できる理由として挙げられていました。
また、ウェブでの情報開示は紙の報告書に比べて、情報を吟味する編集の要素が薄く、漫然と「開示すればよい」という状態に陥っているのではないか、という厳しい指摘もあり、キユーピーの社会・環境報告書でも、今後気をつけなければいけないと感じました。
エコプロダクツ2007は、12月15日まで開催されます。入場は無料で、様々な会社の環境への取り組みを知ることができます。報告書を読むよりも肌で感じることができる機会ですので、近郊のみなさんはぜひ足を運んでみてください。
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