2007年10月22日
こんにちは キユーピーの佐々木です。
2007年版の社会・環境報告書を発行してからしばらくたってしまいましたが、報告書をきっかけとしたコミュニケーションの一つとして、社内向けの勉強会を企画しています。
目的は、従業員に社会・環境活動について考えてもらうことです。
勉強会の内容は、大きく二つあります。
一つは、最近のCSRの動向についての説明。
それほどつっこんだ話をするわけではありませんが、会社を取り巻く社会の流れと、キユーピーの取り組みについて紹介します。
もう一つは、こちらが本題ですが、事業所の社会・環境活動を整理してミニ報告書を作るワークショップ。
グループでのディスカッションを通じて、その事業所における社会・環境活動をまとめてもらいます。それによって、社会や環境とのかかわりについて考え、行動するきっかけになって欲しいと考えています。
ちなみに昨年は、2006年版を発行した後に、「報告書を読む会」を実施しました。
こちらは、まずはとにかく読んでもらうことと、意見をもらうことをめざしていました。
自分からはあえて言うことは少なくても、機会を設けて直接聞けば何らかの意見があるものです。グループディスカッションなので、他の人の意見を聞く機会にもなり、社会や環境について考える大きなきっかけになったのではないかと信じています。
(2006年版の報告書を読む会の様子。まず意見を紙に書いてもらい、それを見ながらディスカッションを行いました。)
「報告書を読む会」で飛び出した意見は、2007年版の制作においてもとても参考になりました。今年も同じような会を考えましたが、もっと突っ込んだ議論にする方法はないかとチームで考え、「事業所のミニ報告書の作成」というテーマにしてみました。
そうはいっても、手探りでの活動なので、実際にどうなるのかはやってみないとわからないというのが正直なところです。
いずれにしても、すべての事業所で実施するのは難しいので、まずは手を挙げてくれたところで開催することにしています。各事業所の責任者に案内を流しましたが、さて、どれだけ反応があるでしょうか。
(もっとも昨年もそうでしたが、こちらからも声をかけていくんですけどね・・・。)
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