2018年11月15日
キユーピー株式会社 研究開発本部 野菜価値創造部の倉田です。
このたび、キユーピー株式会社と株式会社グリーンメッセージ※が取り組んでいる未利用資源(野菜の未利用部)を活用した資源循環の推進活動が、「平成30年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」において、最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しました!
※キユーピーと全国農業協同組合連合会が2013年に合弁で設立した、カット野菜等を製造・販売する業務用サラダ野菜メーカーです
- 【内閣総理大臣賞 受賞テーマ】
- キユーピーグループにおける未利用資源を活用した資源循環の推進
- ~野菜未利用部を活用した新たなエコフィード※ への挑戦~
- ※食品残さ等を利用して製造された飼料
【写真】授賞式での取組内容発表の様子(発表者:倉田)
カット野菜の需要が高まる一方で、商品に使用できないキャベツの芯や外葉などが工場では毎日発生しています。これを今までは産業廃棄物として処理していました。キユーピーグループでは、資源の有効活用と環境保全の取り組みとして、「廃棄物」ではなく「未利用資源」として飼料化への再生利用の検討を進め、今回、乳牛用飼料への再生利用に成功しました。
実はこの取り組み、2か月前の9月10日のブログ「捨てれば残さ、活用できれば資源」でも紹介しています!
【写真】エコフィードを食べている乳牛の様子
グリーンメッセージの皆様と一緒に汗を流した取り組みが、このような表彰につながり嬉しいです。まだまだ道半ばな取り組みですので、引き続き皆様の支援をいただきながら、本受賞を足掛かりに、資源循環活動を加速し、グループ全体に展開していきたいと思います。
内閣総理大臣賞の受賞について、詳しくは11月6日のリリースおよび3R推進協議会のホームページ掲載資料をご覧ください。
SDGsを参考にキユーピーグループで設定した「CSRの重点課題」の一つに「資源の有効活用と持続可能な調達」を掲げています。キユーピーグループは、社外関係者と連携を深めながら、今後も持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。
キユーピーグループの「CSRの重点課題」とその取り組みについては、「キユーピー 社会・環境報告書2018 ダイジェスト」をご覧ください。
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