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レタスの歩留まりと環境

2009年02月02日

こんにちは。なかしま です。

当社のグループの会社(三菱商事さまとのジョイント・ベンチャー)で、サラダクラブという「カット野菜」(通常米国では「パッケージド・サラダ」と呼んでいます)を製造販売している会社があります。当社がマヨネーズ、ドレッシングというサラダに密接な調味料を販売している関係で、サラダは切っても切れない大切な事業カテゴリーになっています。

サラダではレタスがメインになることが多く、たくさんのレタスを仕入れています。言うまでもなく、春から夏にかけては良質なレタスが生産されやすく、天候が悪くなるとどうしてもレタスの品質が落ちてきます。冬場は野菜の確保に苦戦します。

そのような環境で一年中一定の品質のサラダを提供する、というのはなかなか難しい仕事ではありますが、産地から温度管理を徹底して物流をしたり、多くの工夫をしながらなるべくお客様に喜んでいただける品質のものを提供するようにしています。

ご家庭でもレタスを丸ごと買いますと、どうしても外側の数枚を廃棄することがあります。品質が少し落ちますとさらに数枚廃棄することもあるかもしれません。サラダクラブの工場でも同様の問題があり、廃棄するレタスの量が増えると(これを「歩留まりの低下」といいます)廃棄物が増えて、工場の経費が増加します。

多少価格が高くてもなるべく良質のレタスを購入することが、お客様に良質のサラダを提供でき、かつ廃棄物も少なくなる、ということになります。


※社会・環境報告書2007[ハイライト]では、サラダクラブとレタス生産者を紹介しています。PDFファイルはこちらから参照できます。

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