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報告書制作プロジェクトミーティング~第5回

2007年07月02日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

このブログは、社会・環境報告書の制作の様子をみなさんにお伝えすることが目的なのですが、2007年版の制作は、実はもうゴール直前で、あまりその様子を伝えることができていないように思います。
(などと書きつつ、もう7月になってしまいましたが・・・。)

そのため、タイムリーとはいえないのですが(しかもリアルタイムの状況と混在してしまうのですが)、ここまでの様子も、振り返りながら紹介しています。

第1回の様子はこちらから
第2回の様子はこちらから
第3回の様子はこちらから
第4回の様子はこちらから

今回は3月に行った第5回のプロジェクトミーティングについて紹介します。


第4回のプロジェクトミーティングで、ハイライト(冊子版)の構成についてディスカッションを行いましたが、第5回では、その内容を下敷きにして再構築したハイライトの構成案を提示しました。

その中で大きなテーマとなったのが、マルチステークホルダー図を掲載するかどうかという話題でした。
キユーピーは、経営理念の中で、[私たちの姿勢]として次の5つのステークホルダーを掲げています。

・お客様
・従業員
・株主・投資家
・取引先
・地域社会

マルチステークホルダー図は、それぞれのステークホルダーとのかかわりや考え方を俯瞰的に示すためのもので、2006年版ではテーブルの上に並べた5つのサラダをモチーフにして紹介していました。

PMeeting05.jpg
(2006年版の報告書です。)


このマルチステークホルダー図に替わって、キユーピーの5事業を紹介するページを入れたいということを事務局側から提示したのです。

理由はいくつかあるのですが、大きな理由は経営理念の中でもうたわれているステークホルダーへの姿勢を、あらためて図として紹介する必要があるか、という疑問でした。むしろ、企業の姿を知ってもらう上で、自社の5つの事業と社会とのかかわり方を紹介したほうが良いのではないかと考えたのです。


ディスカッションでは、本業と社会や環境とのかかわりを説明する上で、事業の説明は必要だという意見がある一方で、レポートのその後のページ構成を考えるとステークホルダーで整理したほうがスムーズに読めるのではないか、という意見もありました。

正直なところ、こういった議論はもう少し早い段階で行っておいた方が良かったかもしれません。ただ、当初は事務局でもマルチステークホルダー図は当然掲載するもの、という認識で進めていたので、急遽話し合うことになったというのが実情でした。


第5回のプロジェクトミーティング以降は、意見のやり取りはイントラネット上の掲示板が中心になりました。構成がある程度まとまったため、事務局側が具体的な制作に入り、直接アイデアを提示してディスカッションを行う必要性が薄れたためです。

プロジェクトミーティングはあと1回。完成後に「報告書を読む会」として行う予定です。

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