トップページ > キユーピー社会・環境報告書2007 > 報告書制作プロジェクトミーティング~第4回

報告書制作プロジェクトミーティング~第4回

2007年06月19日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

このブログは、社会・環境報告書の制作の様子をみなさんにお伝えすることが目的なのですが、2007年版の制作は、実はもうゴール直前で、あまりその様子を伝えることができていないように思います。

そのため、タイムリーとはいえないのですが(しかもリアルタイムの状況と混在してしまうのですが)、ここまでの様子も、振り返りながら紹介しています。

第1回の様子はこちらから
第2回の様子はこちらから
第3回の様子はこちらから

今回は2月に行った第4回のプロジェクトミーティングについて紹介します。

第3回までウェブ版である[フルレポート]を中心に話し合ってきたプロジェクトミーティングですが、第4回は[ハイライト]である冊子版の構成について話し合いました。

第4回はこれまでのように「お客様・取引先」「従業員」「地域社会」の3つの分科会に分かれてのディスカッションではなく、まったく違う形で組みなおした2つのグループに分かれて行いました。いつもと違った面々でディスカッションを行うことによる新たな刺激を狙ったものです。


ディスカッションでは次のような意見が多く出されました。

写真を多く、文章は少なく
・冊子を受け取った多くの人がパラッとみるだけと考えられるため、写真や興味をひく見出しで引き付ける。
・内容を減らしても読みやすさを重視する。

従業員の顔や声をたくさん紹介する
・顔写真とメッセージにより身近さや親しみやすさを表す。
・どんな人が働いているのか、企業のイメージを従業員の笑顔で伝えるため、たくさんの笑顔やメッセージを掲載したほうが良い。

環境に関する内容はしっかり載せる
・各工場で熱心に取り組んでいる様子を紹介する。
・工場ごとのような細かい情報は必要ないが、数値データは載せたほうが良い。

そんな意見が出る一方で、「関心ごとは省略せずにしっかり書いたほうがいい」「従業員の笑顔は、お客様から見ると必ずしも関心が高いとはいえないのではないか」という意見もありました。


とにかく多くの情報を載せることを目的としている[フルレポート]に比べて、内容を絞り込む必要のあるハイライトの方が、「何を載せる」「どうやって載せる」といった面で話が盛り上がりやすいようです。

新しいGRIのガイドラインでも、その企業にとって重要な課題を絞り込んでいくマテリアリティの議論が重視されていますが、今後は全体を網羅するフルレポートを提示した上で、こうしたハイライト的なレポートについて議論をしていくことが大切になってくるのかもしれません。

« 前の記事へ    後の記事へ »

ご意見はこちらへ

この記事へのご意見は、ご意見欄に入力の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
なお、個別の回答は行っておりませんので、ご了承ください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

ページトップへ