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捨てれば残さ、活用できれば資源

2018年09月10日

皆さん、こんにちは。 株式会社グリーンメッセージ の藤村です。

グリーンメッセージは、キユーピーとJA全農の合弁会社で、サラダ野菜を中心にカット野菜等の青果加工品の製造・販売を行っています。

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近年、共働きや単身世帯の増加などを背景として、手軽に野菜を食べることのできるカット野菜の利用が進んでいます。カット野菜は製造過程ではキャベツ·レタスの外葉や芯などの未利用部位(カット野菜としての商品に使用できない部分) が発生します。キユーピーグループは食品残さの有効活用に取り組んでおり、野菜の未利用部位を資源として無駄にせず、より有効に使う工夫を重ねています。

  • 私たちグリーンメッセージは、2017年、これまで難しいとされたキャベツ・レタスの葉物野菜の未利用部位を牛のエサ、飼料として再活用することに成功しました。東京農工大学とキユーピーの共同研究※ で、この飼料を与えた乳牛は乳量が増加することが報告されており、今後、より多くの酪農家の利用拡大を進めます。
  • ※日本畜産学会 第124回大会(2018年3月) 東京農工大学·キユーピー

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また、レタスの未利用部位を「染料」として活用した「野菜染めエプロン」を作成し、マヨネーズ教室で講師が着用しながら、食の楽しさと大切さを伝えるとともに、食を取り巻く環境課題への取り組みについても伝えています。

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【写真】野菜染めのエプロンと三角巾

今後は、牛の飼料に適さないネギ類の未利用部位の価値を見出し、加工技術の研究もしながら新たな食品の原料として活用できないか?挑戦しているところです。

  • 捨てれば残さ、活用できれば資源
  • 今後も、野菜の未利用部位をより有効に活用する方法を探求し、人にも地球にもやさしいキユーピーグループをめざします。

<参考>野菜資源の有効活用については、「キユーピー 社会・環境報告書2018」でも取り上げていす。

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